2025.12.19
基礎知識を学ぶ
フリーローンとは?カードローンとの違いからメリット・デメリットまで徹底解説
フリーローンは、クレジットカード会社などが提供する個人向けの融資サービスです。
借入資金の使い道が原則自由、比較的低金利などのメリットがあります。ローンを利用する前に、仕組みや特徴を理解して自分に合った方法を選ぶことが大切です。
本記事では、フリーローンの基本からカードローンとの違い、おすすめの人や注意点まで詳しく解説します。
フリーローンとは?

フリーローンとは、銀行などの金融機関、一部のクレジットカード会社が提供する個人向けの融資サービスです。資金の使い道が原則自由であり、旅行や教育費、引っ越し費用、冠婚葬祭の支出など幅広い目的に利用できます。
ただし、事業資金や投資目的などには原則利用できません。金融機関によっては「事業者向けフリーローン」や「ビジネスフリーローン」といった事業用のローン商品もあります。
借入方法は、一度に必要な金額をまとめて借り入れる仕組みです。カードローンのように限度額の範囲内で繰り返し借入できるわけではありません。
フリーローンとカードローンの違い
使い道が原則自由なフリーローンと似た商品に、カードローンがあります。しかし、借入方法や返済の仕組みに大きな違いがあるので、それぞれの特徴を理解し、自分に合った選択をすることが重要です。
借入できる回数
フリーローンは契約時に必要な金額を一括で借り入れる仕組みで、原則として1回限りの利用となります。追加で資金が必要になった場合は、再度の申込・審査が必要となります。
一方、カードローンは契約時に設定された利用限度額の範囲内であれば、何度でも借入が可能です。複数回の出費が見込まれる場合や急な出費が重なる場合でも、申し込みや審査を繰り返す必要がなく柔軟に利用できます。
金利
フリーローンとカードローンでは金利の水準に違いがあります。金融機関や借入額によって異なりますが、目安は以下のとおりです。
- カードローン:1.5~18.0%
- フリーローン:2.0~15.0%
このように、フリーローンはカードローンより低めに設定される傾向があります(詳細は後述の「フリーローンのメリット」参照)。
借入までにかかる期間
借入までにかかる期間は金融機関によって異なりますが、フリーローンの方が借入までに時間がかかる傾向にあります。
フリーローンの場合、カードローンに比べると審査や融資までに日数を要するケースが多いです。
一方、カードローンは申し込みから融資までのスピードが速く、審査が数十分で完了し、即日融資に対応している商品もあります。急な出費に備えたい人にはカードローンの方が便利といえるでしょう。
返済期間
フリーローンは契約時に返済期間があらかじめ設定されており、金融機関によっては最長10年や15年といった長期返済も可能です。利用者はその範囲内で返済計画を立て、計画通りに完済を目指すことになります。
一方で、カードローンには最長の返済期間が定められていないのが特徴です。借入額や返済方式、毎月の返済額に応じて返済期間が変動し、利用者が完済するまでが返済期間となります。
そのため、返済を続けている限り契約が終了せず、長期間でも利用を継続できる柔軟さがあります。
フリーローンのメリット

フリーローンの金利はカードローンより低めに設定されることが多く、利息負担を抑えやすい点がメリットです。また、必要な資金をまとめて借り入れる仕組みなので、返済計画を立てやすく、安易な借り過ぎを防ぎたい人にも向いています。
カードローンより低金利
低金利で計画的に利用できる点は、フリーローンの大きなメリットです。金利は利用者の信用情報や借入額によって変動しますが、一般的にはカードローンより低い傾向があります。
- 【金利の目安】
- カードローン:1.5~18.0%
- フリーローン:2.0~15.0%
低金利であれば利息の負担が軽減され、返済総額を抑えることが可能になります。特に高額の資金を長期間借り入れる場合、金利の差が支払総額に大きく影響するでしょう。
借入前には金融機関が提供するシミュレーションを活用し、返済額や総支払額を事前に確認しておくと安心です。
返済計画が立てやすく借りすぎを防げる
フリーローンは契約時に必要な資金を一度にまとめて借り入れ、その後は決められた返済期間に従って返済していく仕組みです。返済期間があらかじめ定められているため、毎月の返済額が明確になり、計画的に家計を管理しやすくなります。
また、カードローンのように限度額内で繰り返し借り入れができるわけではなく、返済期間や毎月の返済額があらかじめ定められているため、家計管理をしやすく計画的に返済を進められます。
借入総額が変動しないため、契約時に立てた返済計画をそのまま実行しやすく、無理のない範囲で確実に返済を進められるのが魅力です。
知っておくべきフリーローンのデメリット

フリーローンは低金利で返済計画を立てやすい一方で、追加借入ができない点や融資までに時間がかかる点がデメリットです。急な出費に対応しにくく、再度借入する際は新規申し込みと審査が必要になります。
ここでは、フリーローンを利用するデメリットを解説します。
追加での借入ができない
フリーローンは契約時にまとめて借り入れを行い、その後は返済に専念するため、追加借入を行うことはできません。追加で資金が必要になった場合は、改めて新規申し込みをして再度審査を受ける必要があり、時間や手間がかかります。
場合によっては、別の金融機関のサービスを利用することになるでしょう。しかし借入先が増えると、返済管理が複雑になるリスクもあるため注意が必要です。
柔軟に借り入れたい方にとっては不便に感じる点でしょう。
融資までに時間がかかる場合がある
フリーローンは、融資までに時間がかかる点がデメリットです。審査では、仮審査・本審査と段階を踏むため、申し込みから融資までに1〜2週間かかるケースがあります。
カードローンのように即日融資に対応している商品と比べるとスピード面では不利で、急な出費や緊急資金には対応しにくいのがデメリットです。「今すぐ資金が必要」という状況では間に合わない可能性があります。
フリーローンの利用を検討する際は、余裕を持った資金計画を立てることが重要です。
フリーローンはどんな人におすすめ?
フリーローンは以下のような人におすすめです。
- まとまったお金を借りたい人
- 計画的に返済したい人
- 目的別ローンが使えない場合にお金を借りたい人
1. まとまったお金を借りたい人
フリーローンは、一度に大きな資金を必要とする人に適したローンです。たとえば、結婚や引っ越し、医療費の支払いなど、まとまった費用が発生する場面では、一括で借り入れて返済のみを進められるフリーローンが向いています。
フリーローンは借入金額が最初から明確で、追加での借入予定がない人にとっては、返済管理がしやすく安心して利用できるのが魅力です。特定の目的でお金を借りたい人や、追加借入の予定がない人に向いています。
2. 計画的に返済したい人
フリーローンは、最初に必要な金額をまとめて借り入れ、以降は返済に専念する仕組みです。借入総額が一定のため、当初の計画通りに返済を進めやすいのが特徴です。
カードローンは必要に応じて追加借入ができる仕組みは便利ですが、人によっては借りすぎて返済期間が長引くリスクがあります。お金の管理が得意ではない人や「返済計画を確実に守りたい」と考える人にとって、フリーローンは安心して利用できる手段といえるでしょう。
3. 目的別ローンが使えない場合にお金を借りたい人
目的別ローンに該当しない資金用途でお金を借りたい場合には、フリーローンがおすすめです。目的別ローンとは、住宅ローンや自動車ローンなど特定の目的に使用することを条件として借入できるローン商品です。
目的別ローンのほうが金利や条件で有利ですが、旅行や引っ越し、冠婚葬祭、出費が重なる時期のやりくりなどにはフリーローンが適しています。ただし、フリーローンは事業資金や投資資金には利用できないため、事前に利用条件を確認することが重要です。
フリーローン利用前に確認すべき注意点

フリーローンを利用する際は、以下の点を押さえておきましょう。
- 無理のない返済計画を立てる
- 保証料が別途必要な場合がある
- 総量規制の対象になる
それぞれ解説します。
無理のない返済計画を立てる
フリーローンは契約時に必要額をまとめて借り入れ、その後は返済のみを進めていく仕組みのため、計画的に利用しやすい点がメリットです。しかし、毎月決められた日に返済を行うのは他のローンと変わりません。
口座引き落としを利用する場合は、返済日に残高不足とならないよう管理することが大切です。返済が遅れると、返済金額に加えて遅延損害金が発生する可能性があるため注意しましょう。
返済が遅れないように、しっかりと返済計画を立てておく必要があります。
保証料が別途必要な場合がある
フリーローンの中には保証人を不要とする代わりに、保証会社を利用して融資を行う商品があります。その際に発生するのが「保証料」です。
保証料は、万一返済が滞った場合に保証会社が代わりに金融機関へ返済するものです。場合によっては金融機関が負担したり、金利に含まれていたりするケースもあります。
しかし、金利とは別に保証料が設定されている場合があるため、実質的な負担額が増える可能性があるので注意が必要です。契約前に保証料の有無や金額を確認し、返済総額を正確に把握しておくことが大切です。
総量規制の対象になる
フリーローンを利用する際に注意すべき点として「総量規制」があります。これは貸金業法に基づいて、貸金業者からの借入総額が「年収の3分の1」を超えてはならないと定められているルールです。
すでに他社からの借入がある場合は、その金額も合算されるため、希望額を満額借りられないケースもあります。ただし、この規制が適用されるのは消費者金融などの貸金業者であり、銀行や信用組合が提供するフリーローンは対象外です。
とはいえ、銀行でも、年収や返済能力を踏まえた借入額しか認められません。
フリーローンに関するよくある質問

借換えやおまとめ目的でも利用できますか?
フリーローンは借換えやおまとめ目的として利用できます。借換えとは、現在利用しているローンをより条件の良いローンに切り替えることです。特に金利の低いフリーローンに乗り換えることで、総支払額を減らせる可能性があります。
また、複数の借入を一本化する「おまとめローン」として利用することで、返済管理がしやすくなる点もメリットです。ただし、全ての金融機関が借換えやおまとめ目的に対応しているわけではなく、用途が制限されているケースもあるため、事前に確認が必要です。
申し込みに必要な書類は何ですか?
金融機関によって異なりますが、フリーローンを申し込む際には、本人確認書類と収入証明書類の提出が必要※です。プランネルの場合、具体的には以下のような書類が必要となります。
※収入証明書類は、1社からの借入が50万円を超える場合、または2社以上からの借入合計が100万円を超える場合に提出が必要です。
| 本人確認書類 | 収入証明書類 |
| ・運転免許証 ・マイナンバーカード ・住民票の写し ・資格確認書 |
・給与明細(直近2か月分) ・確定申告書 ・所得証明書 ・源泉徴収票 ・年金通知書もしくは年金額改定通知書 |
スムーズに手続きを済ませるためにも、申し込み前に公式ホームページや窓口で確認して準備しておきましょう。
学生や主婦でも申し込めますか?
フリーローンは、基本的に継続的で安定した収入がある人を対象としているため、専業主婦(主夫)は利用できないことが多いです。一方で、学生は申し込み可能な会社もありますが、未成年者については利用を制限しているケースが一般的です。利用できるのは会社員や派遣社員、フリーターやパート、自営業者など、定期的な収入が見込める人となります。
たとえ安定収入があっても、金融機関によっては審査に通らない可能性もあります。また、フリーローンの申し込み対象の年齢は一般的に20歳です。金融機関によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。
お金を借りるならプランネルのフリーローン
まとまったお金が必要になったときは、消費者金融のプランネルがおすすめです。プランネルは、金利4.5%~18.0%(実質年率)で借入できる可能性があります。
最大300万円まで借入でき、返済期間は1年(12回)から最長8年(96回)まで可能です。(※返済途中の一括返済や1回での返済も可能)
一般的な大手消費者金融の申し込み年齢の上限が74歳前後であるのに対し、プランネルは申し込み年齢が85歳まで対応している点も魅力です。安定した収入がある方であれば利用できるため、幅広い世代に対応しています。
まずは、ご自身が借入可能かどうか、3秒診断から始めてみましょう。
まとめ
フリーローンとは、まとまった金額を一度に借入できる個人向けの融資サービスです。返済計画を立てやすく、カードローンよりも低金利で借入できるメリットがあります。
一度契約した枠の中では追加借入ができませんが、再申込を行い審査に通過すれば追加で借入することは可能です。
計画的に返済を進めたい人や、目的別ローンが使えない用途で資金が必要な人はフリーローンを検討してみてください。
お金を借りる際は、資金使途や金額を踏まえて無理のない返済計画を立てておくことが大切です。
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